先日、何の番組かは忘れてしまったのですが、テレビでメディカルイラストレーターさんのことが紹介されていました。
その方は臓器を正確に描くため、実際の手術などにも見学していました。
私はそういう内臓系のものを見るのは得意じゃないので、すごいなぁと思いました。
(ほとんどの人が得意じゃないか…^^;)(あ、でも学生時代は美術解剖学の授業は受けてました!)
その番組では、実際の写真やリアルなCGを使わずイラストを使用するのか、ということをクイズにしていました。
確かに、本物の写真を使ったほうがわかりやすいと思いますよね…?
答えは「イラストは説明に必要な部分を強調したり、余計な部分を省くことができてわかりやすいから」でした。
メディカルイラストが使われるのは、患者さんに病気などの説明するのに使われる説明書などに使用されることが多く、
写真だと説明とは関係ないものまで写ってしまうので、一般の人が見てもわかりずらいんだそうです。
その点イラストは説明に合わせて編集することができるので、わかりやすく表現できます。
これはメディカルイラストに限ったことじゃないなぁ。
写真だと正確すぎて情報量が多いんですよね。情報量が多すぎて説明したいものがぼやけてしまう。
イラストは説明したい部分を強調して表現することができるので、わかりやすくなるんです。
写真ではできないイラストを使用するメリットです。
テレビを見ながら改めて、パッと見てわかりやすい?この線はいる?いらない?など、
しっかり考えて描いていきたいなと思いました!
ちなみに、メディカルイラストレーターは日本にはまだまだ少ないそうです。
きっとこれから需要があると思うので、内臓系を描くのが苦じゃない人は、目指してみるのもいいのかも??
私は…苦手なのでこのまま女性向けイラストレーターを続けます!!