私が過ごした3.11

もう東日本大震災から9年も経つんですね…。

私はその時東京の広告制作会社のデザイナーとして、会社に勤めていました。

ちょうどその日は金曜日で、週明けに提出する急ぎのデザイン仕事をしていました。

今まで経験したことがない大きな揺れが起きて、すぐに机の下に隠れました。

その時しっかりコマンドS(作業データ保存)をしてMacが落ちないように抑えながらだったのが、

今考えると仕事脳すぎて自分がこわい…苦笑 

揺れが収まってからすぐ会社のビルの外に出て、みんなで落ち着かずざわざわしていたのを思い出しました。

地震が起きた後に起こったこと 当たり前がなくなった日々


幸い私の周り(東京)は大きな被害はありませんでした。

ですが地震が起きた後、

  • 携帯電話が繋がらない
  • コンビニやスーパの食料が品薄に
  • 携帯電話の充電器もほぼ売り切れ
  • 電車がストップして帰宅できない
  • 大きめの余震が続いていた
  • 夜中も一日中緊急地震速報のブザーが鳴っていた
  • 計画停電が始まった
  • テレビは報道番組だらけに、企業広告も自粛

これらのことが起きました。

携帯電話が繋がらなかったのですぐに家族と連絡がとれなくてすごく不安でした。

(ちょっと経ってから会社の電話を使ってやっと無事を確認できました。)

その時確かツイッターは落ちていなくて、そこから情報収集や連絡をしていた人も多かった気がします。

こういう時にうまくSNSを使えるといいですね。

地震から少し時間が経ってから会社のテレビで東北の津波や千葉のガスタンクが爆発している映像を見て、

映画のシーンを見ているみたいで信じられませんでした。

特に東北の方々がとんでもない被害にあわれていて…。心が苦しくなりました。

その日は電車も止まってしまい、会社で一晩を過ごすことに。

徒歩で帰っている人もいましたが、原則地震のあった日は火事や、道がどうなっているかわからず危険なので

その場とどまるようアナウンスがされていました。

そんな状況だったので、コンビニやスーパーには食料や携帯の充電器がほぼ売り切れていました。

今もちょうどコロナウイルスで品物不足になったりしていますが、防災のためにも備蓄は絶対必要だなと実感しました…。

あと、職場に泊まる可能性もあるので、スニーカーや、歯ブラシも用意しておくといいなと思いました。

会社に泊まって朝になっても電車が止まっていたので、姉が車で迎えにきてくれて、翌日なって無事に帰宅することができました…。 

これからの生き方を考えるきっかけに


この大地震が起きたこともきっかけになって、

これから先何があるかわからないし、もっと自分がやりたいことをしなくちゃなと考え直しました。

こういう非常時なことがあると、いつもの当たり前の日々がどんなにありがたいことなのか…。

時間が経つと忘れてしまいがちですが

備えておかなければと食料の備蓄をチェック!家族との連絡方法などを確認しました。

改めて日々を大事にしていきたいと思います…!